管理人が見られないblogってどういうこっちゃねん(挨拶
haruhicoさんにだまされて勧められた格好で。
ただし少々残念なことに折りも折り、アサピーに結果として貢ぐ形になってしまった。
我輩の些少にして貴重な財産のひとかけらはこういう作品に賞を取らせて世に送り出したことへのお礼として、
出版部へ全額行くはずで新聞部門にはびた一文行くもんか、行くはずがない!と無理矢理納得することにする。
地元の図書館とかは微妙になさそうだ。というより行く時間がないし。
さて中身。
自分はさすがに1週間前に「坊っちゃん」を読んではいなかったので、苦痛もなにもなくスムースに中に
入っていけた。当時の時事問題に絡めてくるだろうな、とは思っていたが、「ほう、そうきたか…むむむ!」
という感じであっという間に読んでしまった。
既視感(デジャヴ)に辟易しながら読み進めると、だんだん「坊っちゃん」という小説が肝心なことを何も説明せずに猛スピードでオチをつけてしまった事が明らかになる。
なぜ、「おれ」が天婦羅や団子を食ったことが学校中に知れ渡っていたのか。
なぜ、生徒の出した幾何の問題も解けないような「おれ」が呼ばれたのか。
なぜ、バッタが布団の中に入っていたのか。
なぜ、寄宿舎で暴れた生徒はシラを切り通したのか。
なぜ、「おれ」の前任者のことを誰も語らなかったのか。
なぜ、船中の「赤シャツ」と「野だ」の会話が途切れ途切れなのか。
なぜ、「山嵐」が周旋した「いか銀」の下宿に「野だ」が住んだのか。
なぜ、清からの手紙は遅れて届いたのか。
なぜ、寛大な措置を取ることに「野だ」は「徹頭徹尾賛成」なのか。
なぜ、中学と師範は喧嘩になったのか。
なぜ、新聞記事に「6号活字の訂正」しか出なかったのか。
なぜ、「山嵐」は免職になり、「おれ」は辞表を出す必要がなかったのか。
なぜ、「山嵐」と「赤シャツ」は「到底両立しない人間」なのか。
なぜ、「赤シャツ」と「野だ」は巡査を呼びにいかなかったのか。
etc.
加えて、このようなこと(だけではない、ありとあらゆること)にまったく気がつかないわよく調べも
しないわ知らないわ、で生きてしまえている主人公の無鉄砲、というかDQNぶりにも改めて驚かされる
次第である。
あまりこの辺を突っ込むと思いっきりネタバレになってしまうのでこのぐらいにしておきます。
ちなみに、漱石の小説だけでなく、啄木とかその辺からも微妙にネタは拝借してますね。
あと当然のことながら、明治末の世相ぐらいは頭に入れとくとよりいいかも。
(参考)
漱石の「坊ちゃん」を"読んだ"ことがありますか?
漱石の「坊ちゃん」を"読んだ"ことがありますか?Part2(社怪人日記2005)
コメント(3)| Track back(0) | 2005-01-16 22:31:24
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