地元の図書館で見っけて読む。
関係者取材(義明氏のほうは直接の接触は許されなかったが観察・周辺取材は許され、清二氏にはインタビュー
などできたらしい)に加えて辻井喬(=清二)の私小説、猪瀬直樹「ミカドの肖像」、上之郷本や上林本の
読み込み・筆者の解釈を加えたルポ。
やっぱり、というべきか、兄弟の出生と父・堤康次郎のエピソードがエグい。
ヘタな小説よりもずっとヤバい。
どんなヤバさかは読んでもらうと一番わかるんだが(苦笑)、いうなれば「事実を追うだけでもドロドロの昼ドラ
が2,3本できる」あるいは「エグいVシネマがやっぱり2,3本はできそう」という感じか(苦笑)。
(だからこそ清二氏の私小説のネタにまでできたわけだけど)
自分が興味があったのは康次郎だが、そうでなくても、父の事業をそれぞれ受け継いだふたりの足跡・葛藤も
なかなか読ませる。
個人的には、彼らだけでなく、「判明しているだけの」ほかの兄弟姉妹(当然異母だったりする)についても
丹念に追っていて興味深かった。
コメント(0)| Track back(0) | 2004-07-04 03:26:49
|