ジーコ監督就任。
マスメディアの論調は諸手をあげて大歓迎状態だった。
しかし、ネットでの掲示板(このころはまだBBSのほうが盛んだったように思う)の反応は、賛否両論
だったように思われる。
たしかにジーコがどのようなチームづくりをするのか、期待感はある程度もたれていたが(基本的に、
A代表を中心としつつも、若い世代も引き上げていく、とこの頃はなんとなく育成はこのまま進んでいく
と思われていた…このころは)、
逆に、コーチとしての経験がないままにいきなり代表監督にすわってしまったことの違和感もかなり
広がっていた。
そんな中ジーコの代表づくりが明らかになってゆく。
4バックを基本にする。
中盤には中田ヒデ、俊輔、小野、稲本の4人を並べる。
秘密主義にはしない、メディアにオープンにする。
具体的には、練習も原則公開、前日にスタメンを発表。
こうした代表作りが明らかになるにつれ、いよいよ前任者トルシェとの比較、はっきり言えば前任者を否定し
ジーコを全肯定するような論調がマスメディアで支配的となってゆく。
キーワードは、「組織ありきではなく、『個の力』を高める」。
そんな中迎えた初戦・フレンドリーマッチ・ジャマイカ戦。
海外クラブでプレイしていた前述の4人をほんとうに予告どおりスタメンで並べ、「黄金の中盤」という
キャッチフレーズが掲げられる。
バックは、秋田、名良橋といった正直懐かしい、「これなんてフランス大会?」なメンツ。
この試合、うろ覚えの印象しかないが、正直なところ、一番最初の印象は
「なんかトロい…」
というものだったように記憶している。
ボール回し、選手の動きが4ヶ月前の同じユニフォームを着ていたチームとは別物になっていたのだ。
なんか、ヤバくないかい…?
中盤のパス回しをみて実況では「なんて面白いサッカーなんだ!」と清水大ちゃんが煽っていたが、
正直「えええええーおもろいかコレ?」と思わずつぶやいてしまった覚えがある。
なんだか、相手に合わせてしまっている印象を受けた。
相手はジャマイカ、それも誰じゃ?といいたくなるメンツ。
その相手と、まったく互角に試合を進めて、先制はしたものの結局追いつかれドロー。
内容も「?」なら結果も「?」。
ただ同時に、「まあ、久々だし、まだ最初だからな、もうちょっと様子みようか」とも思っていたので、
不安は若干感じながらも静観していた。
しかし、この最初の印象がついに4年間ついて回るとは。
コメント(0)| Track back(0) | 2006-07-17 03:36:56
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