今日の仕事先で休憩中、たまたまTBS(JNN)ニュースを観る機会があった。
いつものニュースの中で、海外ニュースとして「柳条湖事件73周年行事瀋陽で開かれる」なんてのをやっていた。
例の、壁にでっかく「9.18」と刻まれてるモニュメント(こちら参照)が出てきて、「日帝の極悪非道の数々」やら
なにやらをいつにもまして強調展示し、地元学生が国歌を熱唱して「2度とこういうことを起こさないために強い祖国を
つくるアルよ!」ちゅう意味のことを大合唱していた。揃いの制服(軍関係の学校だろか)で「造・反・有・理!」
の要領でスローガンを合唱してるもんだから、一瞬文革もう一度、かと思ってしまった(苦笑)。
そのあと9時18分には街中でクラクションを鳴らす運動、なんてのをやっていた。
呼びかけた兄ちゃんがインタビューに応じ例のごとく「日帝の侵略を忘れてはならないアルよ」と判で捺したような
ことを仰せになっておられた。
報告する記者も言外に「教科書やら小泉の靖国参拝があるからこんなことに、余計なことばかりしやがって」てな
ことを匂わせるまとめを忘れていなかった。
完璧である。
いつもの、中国報道である。
数年前までの日本人なら、これを観ていたたまれないような、申し訳ないような微妙な空気の中、うつむいたで
あろう。
しかし、このあとの休憩室にいた面々の反応が面白かった。
多かれ少なかれ、不快感、それも自分たちの「悪」が暴露されたから、というものではない、「その展示本当かよ」
「まだそんなこと言うかい」というほうの不快感を露わにしつつあったのである。
隣にいた女の子は「やだ〜、中国こわ〜い」と言っていたが、眼は嫌悪感の「こわ〜い」であった。
少なくとも、「2度とこういうことにならないようにどしどしODAを支払いこれからもどんどんペコペコして、
あちらさまの言いなりに『中日友好親善』をいたしましょう」という空気ではなかったことを申し添えておく。
まあ個人的には、こういう追悼愛国(苦笑)行事は、あちらさんの勝手にすりゃいい、とは思っている。
なんらかのかたちで、あちらにも犠牲者が出たであろうことはまあまあ事実だし。
(ただし、必要以上に人数多くすると、「それだけの人間がいてどうして関東軍ごときを撃退できずみすみす
やられたんだ、つーか少ない軍勢でそれだけやっつけた関東軍ってすごいんじゃん」というツッコミが入ることに
注意しようね(苦笑)、と要らぬおせっかいを焼きたくなってしまうが)
どっかの軍国主義国家みたいに、いちいちよそさまの戦没者の追悼や歴史認識にイチャモンつける
趣味はないんでね。
コメント(0)| Track back(0) | 2004-09-20 03:12:34
|